おっさんの徒然日記

聖教新聞に掲載された記事を紹介するブログです。

〈池田大作先生 四季の励まし〉 共に喜び 勝つ人生を

人は、
 人の絆のなかで育まれ、
 成長し、学び合い、
 助け合って
 真実の人間となる。
 ゆえに、自分一人だけの
 幸せはない。
 自他共の幸福の
 なかにこそ、
 本当の幸福もある。
 
 他人のために尽くす、
 慈悲の行為に
 励む人の胸中には、
 仏の命が涌現する。
 その境涯が、
 すべてを変えていく。
 
 同じ状況にあっても、
 ある人は、
 生き生きと進む。
 ある人は、
 嘆き、悲しむ。
 喜びというのは、
 心が感じるものだからだ。
 この人生を、喜んで、
 楽しんでいければ、
 その人は「勝ち」である。
 ゆえに、大事なのは、
 心を変革することだ。
 
 いつかではない。
 今、この瞬間である。
 今日、この一日である。
 今、この時に
 全魂をかたむけていく。
 その「今」に
 勝利の未来が
 含まれている。
 
 皆さんは、
 学会の広宣流布の闘争に
 勇んで参加された。
 その福運は、
 永遠に続いていく。
 財力よりも、権力よりも、
 名声よりも、
 信心は百千万億倍、
 偉大である。
 広宣流布という
 大目的のために
 戦っていくことは、
 仏にしかできないことだ。
 
 私たちはどこまでも、
 「人のために」
 灯をともしていく。
 目の前で悩んでいる人、
 苦しんでいる人のもとへと
 足を運び、
 妙法の光で、
 自他共に
 無明という生命の闇を
 晴らしていくのだ。

 天が織り成す“光の芸術”。青空に、鮮やかな二重の虹が懸かった。2000年(平成12年)4月、池田大作先生が八王子市の東京牧口記念会館から撮影した。
 かつて、先生は詠んだ。「わが友と 親しく語り 見上げれば 友情の虹 天下に微笑む」と。
 目の前の一人に寄り添い、真心で語り、励ましの光を送る。それが創価の生き方である。「人のために火をともせば、我がまえあきらかなるがごとし」(新2156・全1598)との御聖訓のままに、我らは「自他共の幸福を築く生き方」を、地域に世界に広げているのだ。その頭上には、人間王者の虹の冠が燦然と輝いている。